本記事では、タオバオでの買い物に関する関税の仕組みや計算方法について詳しく解説します。
かかる場合とかからない場合など気になったので調べてみました。
正しい関税金額については、税関のウェブサイトやカスタマーサポートに問い合わせることをおすすめします！
色々調べてはみましたが…16,000円超えてても関税かからなかったんですよね
個人輸入と判断されれば関税はかからないのかもしれません。
冒頭で少し触れています↓
関税の基本的な仕組み
関税とは、海外から輸入される商品に対して課される税金のことです。関税は、国内産業の保護や税収の確保を目的として課されます。関税の対象となるのは、個人で購入した商品も含まれます。
日本における関税は、商品の種類や価格、輸入量によって異なります。具体的な関税率や課税方法は関税率表（税関のウェブサイト）に記載されています。以下に、関税がかかる金額の基準について説明します。
関税がかかる金額の基準
日本では、個人が海外から商品を輸入する場合、以下のような基準で関税がかかります。
- 課税価格：商品価格（運賃や保険料を含む）に基づいて計算されます。
- 免税範囲：課税価格が16,666円以下の場合、関税はかかりません（2024年現在）。
ただし、衣類、靴、かばんやバッグ、酒類、タバコ製品などの特定の商品カテゴリについては、金額に関係なく関税がかかる場合があります。詳しくは以下の比較表をご覧ください。
衣類や靴やバックでも個人輸入の場合はかからないようです
購入商品カテゴリごとの関税率比較表
商品の種類によって関税率は異なります。以下は、いくつかの主要な商品カテゴリごとの関税率をまとめた比較表です（2024年現在の情報）。
| 商品カテゴリ | 関税率 |
|---|---|
| 衣類 | 10% |
| 靴 | 30% |
| かばんやバッグ | 10-20% |
| 酒類 | 50-100% |
| タバコ製品 | 60-120% |
| 家電製品 | 0-5% |
| おもちゃ | 0% |
| 書籍 | 0% |
| 健康食品・サプリ | 10% |
| 化粧品 | 5-10% |
※実際の関税率は商品の詳細や原産地によって異なる場合があります。
個別商品の免税範囲とは？
日本の関税法では、特定の条件下で個人輸入される商品に対して免税措置が適用される場合があります。これは、個人が自己使用のために少量の商品を輸入する場合に適用されることが多いです。
免税範囲の主なポイントと例外
- 課税価格が16,666円以下の場合：免税。
- 数量制限：一定数量以下の輸入に対して免税されることがあります。
- 個人的使用：商業目的ではなく、個人的使用のための輸入であることが明確な場合。
- 特定の協定：特定の貿易協定や優遇措置が適用される場合。
具体的な例外
ケース1：少量の衣類を個人的に輸入
少量の衣類を個人的に使用するために輸入しても、関税が免除されることはほとんどありません。衣類は一般的に金額に関係なく関税が課されるため、少量であっても関税がかかることが多いです。
ケース2：特定の協定による免税
特定の国や地域との貿易協定により、特定の商品に対して関税が免除されることがあります。例えば、FTA（自由貿易協定）に基づく優遇措置が適用される場合があります。
金額に関係なく関税がかかる商品カテゴリについて
1. 衣類
衣類は非常に多くの輸入が行われており、日本の繊維産業を保護するために関税がかけられています。衣類全般に対しては、購入金額にかかわらず10%の関税がかかります。
2. 靴
靴もまた、日本の製靴産業を保護するために高い関税が課されています。靴には30%の関税がかかります。
3. かばんやバッグ
かばんやバッグ類も輸入が多く、日本の革製品や縫製産業を守るために関税がかけられます。関税率は10%から20%です。
4. 酒類
アルコール飲料は、日本国内の酒造業を保護するために非常に高い関税と酒税が課されます。関税率は商品によって異なりますが、一般的には50%から100%です。
5. タバコ製品
タバコやシガーには非常に高い関税とたばこ税が課されます。タバコ製品の関税率は60%から120%です。
関税の計算方法
関税の計算方法は次の通りです。
- 課税価格を計算：
- 商品価格（元）
- 送料（元）
- 保険料（元）
- 合計（元）を円に換算（1元 = 約20円）
- 関税額を計算：
- 課税価格が16,666円を超える場合、超えた金額に対して関税率を掛けます。ただし、衣類、靴、かばんやバッグ、酒類、タバコ製品の場合は金額に関係なく関税がかかります。
- 消費税の計算：
- 関税額を含む合計金額に対して、10%の消費税がかかります。
実際の計算例
具体例を挙げて、関税の計算を行ってみましょう。
例：靴を購入した場合
- 商品価格：1,000元
- 送料：200元
- 保険料：20元
- 合計：1,220元
円換算すると、1,220元 × 20円/元 = 24,400円
この場合、課税価格が16,666円を超えるため、関税が発生します。
- 課税価格：24,400円
- 関税額：24,400円 × 30% = 7,320円
さらに、消費税もかかります。
- 消費税： (24,400円 + 7,320円) × 10% = 3,172円
最終的な関税額は、関税と消費税の合計です。
- 最終的な関税額：7,320円 + 3,172円 = 10,492円
まとめ
タオバオでの個人輸入には関税がかかることがあり、その計算方法を調べてみました。
過去に鞄を買ったとき関税かからなかったので、免除の場合もあるみたい
衣類、靴、かばんやバッグ、酒類、タバコ製品など一部の商品は金額に関係なく関税がかかる場合がある、との事でタオバオで買い物するときは気を付けたいですね！
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